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【Eternal Love】 人込みが苦手な 小さな身体 折れてしまいそうな 細い指 性格がにじみ出ている 優しい声 いつもまっすぐに 見つめる瞳 ふわふわで綿みたいな 綺麗な髪 少しおせっかいで優しい君 地味で無口で不器用で スポーツが苦手な僕 君は覚えてるかな？ 僕達の出会い… クラスの中でも おとなしく本馬鹿な僕 クラスのマドンナで 明るく優しい君 あの日も一人本と向き合う 僕に君が声を掛けてくれた 『いつも何の本読んでるの？』 始めは驚いた 新しいクラスになって まだ誰とも話した事 なかったから 『私、本なんて滅多に読まないんだけど、それは好きなのー……』 せっかく話掛けてもらってるのに 「…僕もー…」 こう答えるのが 精一杯だった… その日を堺に 君は毎日毎日 僕に話掛けてくれたね？ 『本以外で何が好きなの？』 『休みの日何してる？』 『私の話聞いてる？』 返事しかしないのに それでも毎日話掛けて来てくれた そんな事が当たり前に なってきたある日 君は慌てた感じで 僕の所まで来た 『大変なの！あの本が映画化されるんだって！！』 「っ…そうなんだ…」 『すごいよ！ねぇ、一緒に観に行こう？』 衝撃的な事だった… 今まで一度も 女の子に遊びの 誘いを受けた事 なんてなかったんだ 戸惑ったけど 君の勢いに負けて 行く事になったんだよね？ あの日帰った僕は 姉さんにその事を 言ったんだ 驚いたけど 喜んでくれた 姉さんはいろいろ アドバイスしてくれた そして、約束の日 待ち合わせの場所に 先に着いたのは僕だったね しばらくして いつも通りオシャレな 君が現れた 来るなり遅れた事を 謝るも先に僕に いつもの質問攻め 『コンタクトにしたの？』 『学校と雰囲気違うね？』 『なんで？』 『どうして？』 僕はいつも違う 自分の姿に不安になって 思わず聞いたんだ 「やっぱ…変かな…？」 そしたら君 戸惑う事なく 『ううん！そっちの方がいい！すごい！びっくりしたよー』 以外な言葉に 驚かせられたけど 嬉しかった 映画が終わったのに まだ泣き続ける君 「もう…泣かないでよっ…」 『だってすごく悲しかったんだもん…』 「……いい話だよね…」 不器用な僕は気のきいた言葉なんて掛けられなった けど、それ以上に 君の涙が… 優しい気持ちが 伝わって来て 胸がいっぱいでー… あれから５年が経った 今でも昨日のように 思い出すんだー… そして今日僕達は 正式に結ばれる 相変わらず、僕は 無口で地味で不器用で 君は、明るく元気 あの日 あの時 あの本を読んで いなかったら… 君と僕は今日 一緒に此処に居る事は なかったんだろう 地味で無口で不器用で スポーツが苦手な僕だけど 今 此処で誓うよー… 「私、本なんて滅多に読まないんだけど、それは好きなの… 【Eternal Love】」 重要なお知らせ@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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